みなさん、こんにちは&こんばんは。
休職18日目。今日は話題の(?)7月5日でしたが、20時現在、特に大きな事件も起こらず穏やかな一日でしたね。
こういう「何もない日」が、今はとてもありがたく感じます。
今日は実家で、家族とのんびりとした時間を過ごしながら、1冊の本を読みました。
タイトルは『未来のキャリアを守る 休職と復職の教科書』。まさに、今の自分にぴったりのテーマでした。
📘 「休む技術」と「戻る技術」を知る
この本では、心や体がしんどくなったときにどう休み、どう戻るかを「段階的」に解説してくれています。
読んでいて驚いたのは、「ただ何となく休んでいる」のではなく、ちゃんと意味のあるプロセスをたどっているという視点が持てたこと。
自分の状態を“今はどのフェーズ?”と見つめ直すことで、気持ちが少し楽になる感覚がありました。
🔄 休職中の3ステップ:焦らず「段階」で戻る
💤 ① 休息期:
「何もしないこと」を、ちゃんとやる時間
休職直後は、まず“止まる”ことが最優先。
寝たいだけ寝て、スマホも見ず、仕事から物理的にも精神的にも距離を置く。
「何もしていない自分=ダメ」じゃない。むしろ**“休むことが仕事”**なんだと受け止めていい。
🌿 ② 回復期:
少しずつ、“好き”を取り戻す時間
心が少しずつほぐれてきたら、無理のない範囲で好きなことに触れてみる。
読書でも音楽でも、散歩でもゲームでもOK。
「こういうの、やっぱり好きだな」と思える時間を積み重ねることで、エネルギーのタンクがゆっくりと満ちていく。
🧭 ③ 復職準備期:
社会に戻るための、静かな助走
朝決まった時間に起きてみたり、図書館に通ったり。
“働くリズム”に少しずつ慣れていく訓練をしていく。
この時期には、著者が提案する「9つの復職判断基準」がとても参考になります。
職場との対話もこのフェーズで始めるといいらしい。
🧘♂️ 本を読んで感じたこと
この「3ステップ」を知っただけで、少し気が楽になりました。
「何もできない」と焦るんじゃなくて、「今は回復の途中なんだ」と言葉にできるようになる。
“まだ戻れない”じゃなく、“準備中”なんだ。
実際、僕も今はきっと「休息期」。
不安がない日はないけれど、それでもこうして本を読めたこと、家族とご飯を食べて笑えたこと。
そういう一日を、自分なりに肯定していきたいと思いました。
🌱 ゆっくりと、一歩ずつ
焦らなくていい。
でも、ちゃんと前に進んでいる。
休職というのは止まっているように見えて、実は「立て直すための時間」なんだと、少しずつ思えるようになってきました。
明日もまた、そんな風に“今の自分”を受け入れながら過ごせたらいいなと思います。
それでは、また明日!